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変色の原因により異なる「ホワイトニング」の方法

歯を白くする「ホワイトニング」にはさまざまな方法があることをご存知でしょうか?歯の変色の原因により、適するホワイトニング法は変わります。ホワイトニングの種類とともに、それぞれの特徴についてご紹介します。

 

目次

1.歯を白くする「ホワイトニング」とは?

2.歯の変色の原因は? ・外因性の汚れは研磨で落ちる ・内因性の汚れ①漂白剤を用いた治療 ・内因性の汚れ②セラミックを補綴

3.ホワイトニングができないケース

4.漂白剤によるホワイトニング治療を受けた後の注意点

 

 

歯を白くする「ホワイトニング」とは?

 

歯の「ホワイトニング」とは、変色した歯の色を、薬剤を使って歯の色素を抜くなどして白くすることです。歯を美しくする「審美治療」の一種にあたります。

方法はいくつかあり、漂白剤を用いて科学的に白くする方法が最も一般的です。そのほか、歯を白くする効果があるとされる市販の歯磨粉や、デンタルリンスの利用もホワイトニングに含まれ、あるいは、歯を削り被せものをしたり、表面を薄く削ってそこに薄いセラミックを補綴したりする方法もあります。

 

歯の変色の原因は?

 

外因性の汚れは研磨で落ちる

歯の変色が、タバコやコーヒーなど飲食物の色素の沈着によるもの、つまり外的要因で歯の表面のみ色が変わっている場合には、歯の表面を歯科医院で研磨する「クリーニング」のみで、天然歯がもつ本来の白色に戻すことができます。

 

内因性の汚れ①漂白剤を用いた治療

歯の内部から色が変化している場合には、クリーニング以外の治療が必要になります。そのうち、最もよく行われる治療が漂白剤を使うホワイトニングです。歯に漂白剤を塗り、化学反応により歯を白くします。

手軽で、効果が高い治療法ですが、歯の変色の原因によっては、このホワイトニング法では歯を白くできないケースもあります。例えば、歳を重ねたことによる歯の黄ばみには、この治療法は有効です。

 

内因性の汚れ②セラミックを補綴

小さい頃に服用した薬が原因で、歯の色は著しく変色することがあります。そうしたケースでは漂白剤によるホワイトニングでは効果が望めないため、歯の表面を薄く削り、セラミックを補綴する治療が行われることが多いです。

金属の被せ物や詰め物をして年月が経つと、歯の色が変色する場合があります。そうした歯の変色の場合も同様です。

ただし、むやみに歯を削ると、歯の寿命を縮める原因になるため、可能であれば歯を削る治療以外の方法を採ることが推奨されます。

 

ホワイトニングができないケース

 

金属の被せ物や詰め物の色は、ホワイトニングでは変えられません。被せ物や詰め物の色が気になる場合には、それ自体を換える治療を受けるといいでしょう。

妊娠中や授乳中の方も、万一の赤ちゃんへの悪影響を考え、ホワイトニング治療は避けるようにしましょう。

 

漂白剤によるホワイトニング治療を受けた後の注意点

 

ホワイトニング後1時間ほどは、歯の表面を守る被膜が除かれた状態なので、色素が沈着しやすくなっています。コーヒーや赤ワイン、ケチャップなど色の濃い飲食物や、喫煙は控えるようにしましょう。

また、レモンやオレンジなど強い酸性の飲食物は、歯を溶かす可能性があります。これらも控えるように気をつけてください。

 

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