舌苔と口臭予防
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2018.03.19
口の中には数百種類という細菌がいます。
この口腔内細菌が歯の表面に付着し、栄養が得られる環境になると
「歯垢」が形成され虫歯や歯周病の原因になります。
一方、舌の表面で代謝によりはがれた口腔粘膜や食物の残りに細菌が付着し
溜まったものを「舌苔」といいます。
舌苔は直接舌の病気の原因にはなりませんが、細菌の働きで臭いのある
揮発性物質がでるので口臭の最大の原因になります。
この舌苔を減らしたり、取り除くことが効率的な口臭予防といえます。
舌苔の付着には唾液の流れが大きく関わっています。
ストレスや薬の副作用、加齢などの原因で唾液の量が減ると、
舌苔が洗い流されることが減り、付着が多くなります。
新鮮な唾液の分泌地を促し、唾液の流れを作る意味ではガムを
噛むことは有効と考えられます!!
(できれば虫歯にならない様にシュガーレスやキシリトール100%のもの)
舌の清掃には普通の歯ブラシではなく、舌を傷付けない様に専用の舌ブラシを
おすすめします。
舌を前に出し奥の方に舌ブラシを当て、後ろから前に強い力をかけずに
搔き出すようにして使うのが良いです。
使った後にコップの水の中に舌ブラシをいれて洗えばどのくらい舌苔がついてるか
確認出来ます。
口臭が気になる、舌を磨いたことがなかったという方は
ぜひ一度磨いてみてください!!