なぜ失敗する人が多いのか? ホワイトニング治療最大の落とし穴
ホワイトニング治療で失敗する人は意外と多いものです。
どうして失敗が起こるのか、それは医院選びに問題があります。では、どのように医院を選べばいいのでしょうか?
実は大間違い! みんなの医院選び
「どんな医院でホワイトニング治療を受けたいか?」そう質問すると、多くの方からこのような答えが返ってきます。
良いとされている医院の特徴
・とにかく綺麗で、美容サロンのような院内
・個室で治療が受けられる
・先生が女性
・最新設備が整っている
綺麗な空間で気分よく治療を受けたい、これは多くの人が望むことだと思います。
でもそれは、実際の治療の質とは関係のないことです。
ホワイトニングで満足な結果を得たいのなら、質の高い治療を行う医院を探すことが大切で、その点を見極めなくてはいけません。
ホワイトニングが医療行為である理由に、医院選びの秘訣が
ここで、簡単なホワイトニングの歴史についてお話します。ホワイトニングは1980年代にアメリカで生まれた技術です。
その後間もなく日本に伝わりますが、欧米とは少し扱いが違います。日本では、ホワイトニングを医療行為として位置付けているのです。
その理由は、ホワイトニング治療のためには、歯に関する深い専門知識が必要だからです。歯の性質や構造を熟知し、さらにホワイトニング治療のメカニズムの知識を積み重ねることで、ようやく適切な治療が実現します。
歯は個人差が大きいものです。
きちんとした医師は、歯とホワイトニング治療両方の知識を持って、患者さまの歯を診察し、その方に合うホワイトニング法を選択します。
また、万一治療で不快症状が出たときには、すぐに正しい処置を行うことができます。
確かな知識と技術を持った医院で治療を行うことが大切
ホワイトニング治療は、なんとなく簡単に、マニュアル通りにできるような印象を抱かれがちですが、実は違うということお分かりいただけましたよね。
そして、もしかするとこの誤解が、治療技術を無視して、医院が綺麗かどうかで病院を決める、そんな風潮を後押ししているのかもしれません。
治療を成功させるためには、信頼して歯の管理を任せられる歯科医の存在が最も大切なのです。決して医院の綺麗さや設備面だけが医院の良し悪しのポイントではありません。
ぜひそのことに注意して、医院を見極めるようにしてみてください。