ホームホワイトニング治療はどのように進められていくのか?(後編)
ホームホワイトニング治療の流れについて、前回に引き続き後編をお届けします。いかにして治療は進められ、また治療上どのような注意が必要になるのでしょうか。
ホームホワイトニング治療の流れ(前編)はこちら
目次
ホワイトニング治療の流れ(後編)
④ ホワイトニング剤を注入する
マウストレーのホワイトニングしたい歯の箇所に限定して、適量のホワイトニング剤を流し込みます。薬剤に関してホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと異なり、奥歯までホワイトニングを行えますので、奥歯まで白くしたい場合は、その箇所にも薬剤を注入して構いません。薬剤の量は、使用する薬剤によっても変わりますが、歯1本あたり米粒1~2つ分くらいが目安です。
⑤マウストレーを着ける
薬剤をマウストレーに流し込み、薬剤をこぼさないよう気を付けながら口の中に装着します。歯全体にホワイトニング剤が行き渡っているか確認したら、2時間ほどそのまま待ちます。この放置する時間も、薬剤により変わるので、医師の指示に従うようにしてください。
⑥ホワイトニング剤を洗い流す
定められた時間が経過したら、マウストレーを外します。歯に付いているホワイトニング剤を歯磨きでよく洗い流します。同時にマウストレーも洗って乾かします。ただし、マウストレーは熱に弱いので、必ず水で洗うようにし、くれぐれも熱をあてて乾燥させたりしないようにしてください。
⑦効果の評価
ホワイトニングは、1日1度、2週間程度続けます。期間が終われば、効果の確認のため
歯科医師を診療します。白さが足らないようなら、医師と相談しながら期間を延長します。
近年一気に普及したホームホワイトニング治療
ホームホワイトニングは自宅で行え、また徐々に薬剤を浸透させていくために、色合いのコントロールもしやすく、白さも自然に仕上がります。効果は素晴らしく、他のホワイトニング治療と比べてもまったく引けを取りません。
ホームホワイトニングはアメリカでは1990年頃から行われるようになり、日本でなかなか普及が進みませんでしたが、近年一気に広まりを見せるようになりました。
白さは長期間続き、治療費用も安価です。医師の指示に従い治療を行えば、安全性も問題なく、大変有力な治療法だといえます。治療を受けてみたいと思われましたら、ぜひ当院までご相談ください。
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